定点クリスマス2日後ですが(2020年12月27日)

病は深刻度を増しています。ホントにもう、仕事しているか、あのドラマを(録画&ネットTVで)見直し(続け)ているか、あのドラマの関連記事やツイッターを検索しているか、あのドラマのことを考えているかしかしていません。読みかけの探偵サスペンス系小説の佳境近くに差し掛かっていたのに、それも中断したままで・・・いや、こりゃ、マズいでしょ。さすがに心配になってきたので、またリハビリがてら、短編小説を1つだけ読んでみました。

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・・・クリスマス関係でO.ヘンリーの『賢者の贈り物』などを。脳のどこかしらを病に冒されているせいか、案の定号泣モードへ。ラストの「・・・自分たちのいちばん大切な宝をお互いのためにいとも愚かしく犠牲にしてしまった、アパート住まいの愚かな二人の人の子のたいした波瀾もない物語なのだ・・・」の語り口に涙が止まらなくなりました。南浦和業務に向かうJR武蔵野線の車中でなぁっ。「病人」というより、もはや単なる「不審人物」ですな。

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・・・あ、ワタシが泣きながら握り締めたのはこのバージョンね。で、ただでさえ与太なこのブログ、最近はさらにゾンザイな記事が続いたので、「追い賢贈」など。過去記事より抜粋しましたので、この短編小説の内容などに興味のおありの方はどうぞご参照下さい。

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(2007年12月25日)
日本人の「クリスマスに読みたい名作」と言えば、O・ヘンリー作『賢者の贈りもの』とディケンズ作『クリスマス・キャロル』の2大双璧に決まりですな。多分誰も異存はないと思います。で、『クリスマス・キャロル』も十分にしみじみ名作なのですが、ワタシは『賢者の贈りもの』という短編小説が「世の中にこれほど素晴らしい小説があるだらふか。『珠玉』という言葉はこの小説のためにこそあるのだっ」というくらい大好きで、実は毎年この季節にはちょっとおセンチ気分(バカめ)で読み返したりしています。そして、おおっ、今日こそクリスマスそのものなんですね。イブにばかり目を奪われておりましたが、意外な盲点。せっかくなので、今年はジャスト・クリスマスに読んでみるとしますか・・・読みました。いやあ、やっぱ何回読んでもイイなあ、この物語。歳をとって(&元々)少々涙もろくなっていることは差し引いても、読む度に毎回じんわりウルウルしてしまいます。最早条件反射だったりして。中学2年か3年の英語の教科書で必ず取り上げられているはずなので、多くの方がこの物語をご存知かと思いますが、簡単にあらすじを紹介しますと、お互いのクリスマス・プレゼントを買う余裕すらない若く貧しい夫婦が、クリスマス・イブにどうにか愛する相手のためにプレゼントを買いたいと悩んだ挙句、妻は自分の髪の毛を売って夫の懐中時計に合うプラチナの鎖を買い、一方夫は妻の美しい髪を梳かす高価な櫛を買うために自分の時計を売ってしまった・・・もはや何の役にも立たない互いのプレゼントを前に、それでも2人はどこか幸福・・・なんぢゃないかな、多分ね・・・というような話です。どうです? 素晴らしい「キレ」と「こく」のあるオチでしょ。でも、この作品が「クリスマスの物語」として長らく人々に愛され続けてきた所以は、何よりもこの2人の若い男女の愚かしい行動に『賢者の贈りもの』というタイトルが付けられている点に尽きるでしょうな。これこそ人情の機微というか人間の思いといったものを全て理解している「本物の小説家」の凄味なのではないかと思う次第です。
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