定点長丁場シリーズは名作から(2020年10月31日)

『御宿かわせみ』シリーズなど、順調に先行取り崩しが進んで(しまって)いる老後備蓄シリーズの中では、なかなか取り崩せない『名探偵ポワロ』シリーズ=残高●冊ですが、そうか、アレだ。コレはきっと「あくまでも順番通り」に拘っているからイカンのだ。

ABC.jpg

・・・であれば、「名作」の声が高い人気作品を先に読んでしまおう。そもそも、今更ながらに『ポワロ』ものハマッたのはシリーズ屈指の名作『オリエント急行の殺人』だったし、そもそものそもそも、アガサ大先生にハマッたのは最高傑作『そして誰もいなくなった』ですしね。というワケで、確かコチラも評判の高い・・・やっぱりね。超オモシロかったです。何でしょうなぁ・・・今ある精巧で複雑なミステリーのトリックとかプロットとか、もう、この段階でアガサ大先生によって完成されているのですな。見事な遣り口です。ヤラレました。ダミーの犯人を追うストーリーそのものも目が離せない=どんどん続きを読みたくなる展開で、それ自体が完成度の高いミステリーでありながら、なおかつ、最後の最後に大どんでん返しの真犯人。充実の読後感です。結局のところ、それまでの全てのミステリーは全てアガサ・クリスティに流れ込み、それ以後の全てのミステリーはアガサ・クリスティから流れ出している・・・ミステリー界のカントかっ!改めて、時代の流れ・変化にも色褪せないホンモノの古典を見た気がします。よし、次は『ナイルに死す』だな。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント