定点創成期的未完成(2020年11月21日)

いつ誰がどこで何のために購入したか不明・・・シリーズの1冊。前回、山田風太郎の怪しい忍法小説が面白かったので、同時代の時代小説先駆者とも思える著者だし、しかも、戦国を描いている以上、面白くないはずはないと期待したのですが・・・

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・・・読了まで10日以上かかってしまいました。面白くない・・・というより、とにかく、読み難い。文体というか展開というか、いや、何がどうということではなく、ある程度小説のジャンルとして確固たる地位を築いて以降の洗練された時代小説を読み慣れたせいか、いかにも未完成で・・・文豪、スイマセン。主人公が2人と設定されているものの、一方の個性が全く見えず、また、短時間に事件が起こり過ぎ、偶然も多過ぎ、展開に全くついていけず、かつ、一番肝心の「登場人物への感情移入」が全くできませんでした。場面転換も頻繁過ぎるし、コレは講談とかの脚本に近いのか?ただ、「自覚が行動を伴うためには、客観情勢の変動が用意されねばならない」など、深い含蓄のある言葉も随所にあるので、或いは、ワタシの読みが浅かったのか。。。機会あらば、『柳生モノ』を読んでみたいとは思います。

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