定点ようやく下天で天下統一(2020年6月1日)

多分大体20年以上もの時をかけた『乾坤の夢』上中下・三巻との戦いも、ようやく終結。ついに三巻全て読了となりました。まさに戦い。特に「上の戦い」が異常に辛かった・・・が、これにて、信長=『下天は夢か』&秀吉=『夢のまた夢』&家康=『乾坤の夢』と「夢シリーズ」全てが完了、それなりに充実感。何事もやり遂げると何かしらがありますな。

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・・・本巻は大阪・冬の陣のクライマックスから夏の陣へ、そして大往生大団円・・・戦国関係小説はワリとよく読んできた方ですが、大阪の陣の詳しい合戦模様は初めてで、かつ、ご存知真田幸村や後藤又兵衛の壮烈な討ち死に模様はやはり手に汗握るし、豊臣家滅亡の最後の最後の瞬間はやはり感慨も一入でした。つまり、上・中・下の中では一番面白く夢中になれました。あと、下巻に至って、やっと感情移入も・・・家康というのは、確かに地味で、暗くて、何を考えているのかよく分からず、「負けるが勝ち」的で、スカッとするヒーロー的要素もなく、小説の主人公としてはなかなかに難しいのかもしれません。だからこそ、江戸時代300年の泰平の世の基礎を築けたのかもしれませんが。。。なお、本作では豊臣秀頼がけっして単なる「うつけ」ではなく、それなりに気骨のある武将としても描かれていて、ちょっと驚きでした。いろいろ好都合。

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