定点下天は夢だったのか(2020年4月26日)

同じ筆者の織田信長の生涯を描いた『下天の夢』は歴史小説として大ベストセラーになり、ワタシ自身、初めてちゃんと「戦国モノ」として意識して読んだ長編歴史小説もソレで、それなりに夢中になって読んだはずなのですが・・・

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・・・その「夢シリーズ」の最終作で、しかも、人間的にも一番陰影深い天下人・徳川家康を主人公とするのに、読み始めてから読み終わるまで、通算で20年近くもかかってしまいました。いやあ、どうしてこんなにこの小説は退屈なのか・・・オカシイ。家康が天下を手中にしていく過程なのに、全然血が沸かず、肉も躍らない。思うに、この作者、歴史小説の「歴史」部分をあまりに重要視し過ぎで、各種資料に忠実にガチガチに正確に歴史を再現する気満々、「小説」部分を極力排除しようと・・・例えば、戦いの陣立ての員数を正確に漏れなく列挙したり、戦国武将の手紙・書状をそのまま収録したり、コレは日本史資料集か? 家康の人間的魅力が全く感じられない・・・あ、主人公に感情移入できないから、こんなに読み進められなかったのね。で、まだ「上巻」って・・・この後「中巻」と「下巻」であと2冊も残っている。。。果たして、死ぬまでに読み切れるのか・・・。

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