自粛駅弁屋覗き見

午後8時過ぎに四谷業務が終了後、ふと思い立って、帰路のJR中央線をいつもの神田駅で下車せず、東京駅まで通過。そう言えば、いつもお世話になっている東京駅構内の駅弁屋は、このご時世の下、一体・・・あ、営業しておりました。でも、大幅縮小。そりゃ、そうだ。さすがにこの時期、駅弁が必要になるほどの長距離移動は憚られるということでしょうな。しかも、もう午後8時半近くだし・・・

tori (1).JPG

・・・辛うじて残っていたのがコチラの駅弁。なんと、かつてJR新宿駅のホームから長野の松本あたりまで特急ではない普通の中央本線(!)の長距離列車が出ていて、その長距離移動用のオリジナル駅弁があったのです。コレです。復刻版で680円。高いの安いのではありません。今の時代に、こんな地味な駅弁が新作で出せるはずもなく、まさに「復刻」しかないワケです。貴重な存在なのです。「田中屋」の屋号が時代を感じる。。。

tori (2).JPG

・・・限りなく地味な鶏そぼろご飯。何の変哲もあるワケもない。かつて駅弁は、楽しむためのモノであるばかりではなく、普段の生活の中で空腹を満たすだけのモノとしても機能していた次第です。

tori (3).JPG

・・・ホントに地味だ。何のコメントも解説も要らない。出来ない。その分、限りなく素朴で美味しい。

tori (4).JPG

・・・つけ合わせというか、箸休めだって、シンプルそのもの。でも、この緑色の物体は菜の花のおひたしです。こういう小さなこだわりが駅弁の矜持ですがな。

tori (5).JPG

・・・あ、でも、何だか昔食ったヤツに比べると、鶏そぼろがジューシーでみっちりしていて、ご飯も何だかイイ感じにふっくら・・・全然普通に、否、むしろ結構美味しい。思えば、ワタシが最初に(&最後に)この駅弁の復刻前のオリジナル版を食らったのは、JR新宿駅中央線ホームで購入⇒JR大月駅の駅立ち食いそば屋で『吉田うどん』をテイクアウト⇒甲府行きの中央本線の列車内で車窓風景をオカズに追加して・・・というようなシチュエーションで、もっとパサパサでカチカチだったような・・・そう言えば、確か、その日は長野の伊那という街に行って、『ローメン』なるご当地B級グルメを・・・夢のような日々でございました。人生に悔い無しです。

tori (6).JPG

・・・なんて懐古・妄想をしながら、いかにも缶詰っぽいミカンを口にふくむと、とっても甘酸っぱい・・・人生は苦いけどなっ。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

ナイス
ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント