定点大先生広く深く(2020年5月3日)

池波正太郎大先生の渋い歴史モノ短編集。大好きな「真田もの」の系譜が4編収録されているので購入したのですが・・・その他の短編の主人公たちもどれも魅力に溢れ、あっという間に読了。山中鹿之助・福島正則・毛利勝永などなど、渋い人選もグッド。どんな人物を取り上げても、とにかく面白いワケ。

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・・・期待の「真田もの」はもちろん、とりわけ我が上州・甘楽(かんら)の地侍・小幡信定とその妻を描いた『夫婦の城』という一編が素晴らしく面白かったです。こういう時代(戦国前期)のこういう地域(関東戦国)にも、小説のネタになる人物・エピソードはごろごろ転がっておるのですなぁ・・・さすが大先生。小説は「経験」ではなく、「勉強」と「想像」なのですな。なお、全編純然たる歴史掌編ですが、そこは池波人情大先生、時代小説的な人情味&ユーモア溢れる人物描写・情景描写もふんだんに盛り込まれ、ああ、そうか、こういう感じだから、大先生の歴史長編小説も面白く読めるのか・・・という次第です。

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